1977年式 BMW 2002 Turbo
SAT, SEPTEMBER, 5, 2015
「1977年式 BMW 2002 Turbo」が入庫いたしました。
1970年代、ドイツレーシングカー選手権にてポルシェやフォードと激闘を繰り広げてきたBMWは、航空機エンジンの老舗として培ってきたターボチャージャーをレーシングカーに採用しました。
そのターボ技術がロードカーにもフィードバックされ、1973年、BMWは「BMW 2002 Turbo」を発表、ターボチャージャーを搭載した初の量販車が誕生し、自動車の新たな時代の幕開けとなりました。
その後、生産された台数は1,672台です。
発売された当時、話題になったのが、逆さ文字で「TURBO」と書かれたステッカーがエアスポイラーに貼られていたことです。(当社の販売車両には貼られておりません)
これが前を走る車のルームミラーに映し出されることで文字が反転、前を走るドライバーにプレッシャーを与えていたと言われております。
当時の先端技術であった「ターボ」は、得体の知れない存在として他のドライバーに恐れられていたのでしょう。
BMW 2002は、ワークス・ファクトリーチームのマシンとしてラリーでも活躍しました。
1973年のオーストラリア・アルペン・ラリー優勝をはじめ、数々の好成績をもたらしましたが、勝利に貢献したコ・ドライバーは、国際自動車連盟(FIA)の現会長であり、フェラーリF1チーム-スクーデリア・フェラーリの監督も務めたジャン・トッドでした。
この度、入庫いたしました車両は数少ないディーラー車で、これまでしっかりと整備もされており、非常に良い状態を保っております。
「1977年式 BMW 2002 Turbo」にご興味をお持ちのお客様は、是非お問い合わせ下さい。
フリーダイヤル:0120-748-999